記者たち~真実と畏怖の真実~

途中寝てしまったので、多少話が飛んでしまった。

【ネタバレ】

ブッシュ政権は、9.11のテロの報復としてイラクに戦争を仕掛けた。理由はイラク大量破壊兵器を隠し持っている恐れがあるから。後にそんなものはなかっととういうことが明らかになるのだが、当時NYタイムズなど大手メディアは政府の発表をそのまま報道していた。しかし、中堅のナイト・リッダー社だけは、大量破壊兵器はないと報道し続けた。中東専門家はイラクフセイン政権とビンラディンは水と油のような存在と、その関連性を否定していた。ナイト・リッダー社はそのような専門家などから情報を得て、確証を持てる情報を提供し続けたというもの。

 

【考察】

早く正確な情報を集めることが大事だと、仕事でも感じている。この映画では正確ではない情報を信じ、行動に移してしまった結果、多くの悲劇を産んでしまったということ。人は正確な情報よりも、自分が信じたい情報を信じてしまうことがある。今回も始めからイラクを攻撃したい、戦争を仕掛けてお金もうけをしたいなど、戦争ありきで情報を利用してしまっている。正確な情報を集めてから、行動に移さなければならない。